
認知症は、何らかの病気を原因にして、記憶したり、理解・判断したり、その他認識する力が障害を受け、日常生活に支障をきたします。
老化により物覚えが悪くなる現象は、認知症に含まれません。
事故や生活環境の中で、脳が何らかの障害を受け、知能が低下した状態を指します。

認知症の原因には、「アルツハイマー型認知症」「血管性認知症」「レビー小体型認知症」と言われる3大認知症があります。
アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、脳の神経細胞の数が徐々に減少する病気です。
この脳の神経細胞のエネルギー源のほとんどが糖であり、脳神経細胞が糖を取り込むために必要な働きをするのがインスリンです。
糖尿病は、脳内のインスリン作用の低下を引き起こし、血液中の糖を取り込めなくなってしまうため、認知症の進行に影響していると考えられております。
血管性認知症は、血管に障害が起こり、動脈硬化が進行して脳梗塞や脳出血を引き起こします。
脳の動脈硬化は、糖尿病が原因と言われております。
糖尿病は、アルツハイマー型認知症と同様にインスリンが十分に働かないため、血糖値が高くなり、脳の神経細胞に影響します。

糖尿病の人が認知症を予防するために必要なことは、血糖コントロールをすることです。
血糖値が高すぎたり、低すぎたりして、血糖コントロールに影響することは、食事と運動のバランスです。
暴飲暴食や運動不足、過度のストレスは、糖尿病を引き起こす原因となるため、まずは生活習慣を見直すことから始めるようにしましょう。
それでも血糖値がコントロールできない場合には、必要に応じて糖尿病治療薬を上手に使い、血糖コントロールを心がけるようにしましょう。