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脳トレクイズで認知症を予防しよう!

更新日2022.08.25

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一般的な認知症のイメージは、「自我をなくしてしまう」「記憶がなくなる」「家族に迷惑がかかる」などマイナスのイメージが多い言葉です。しかし認知症を抱えながらも楽しく前向きに生活している方が多いのも事実です。

ここでは、認知症に効果があると言われている脳の活性化についてと、脳トレクイズが簡単にできる動画を紹介しています。

目次
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認知症予防は40代から
認知症予防は40代から

厚生労働省の推測によりますと、2025年には65歳以上で認知症になる人の割り合いは、5人に1人と言われております。

認知症は突然かかる病気ではなく、長い年月をかけてゆっくり進行する病気と言われております。
そのため記憶があやふやになったり、普段思い出せていたことが急に出てこなかったりした場合は、自己判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。

認知症は、早期発見と適切な治療を始めることで症状は改善され、悪化のスピードを緩めることができます。

老化と認知症は似ておりますが、全く異なる症状のため、専門医による判断が必要不可欠です。

認知症患者は、65歳から増える傾向にありますが、40代から予防・対策を始めることが重要だと言われております。

認知症予防に効果的な3つのこと
認知症予防に効果的な3つのこと

認知症のなかでも多いアルツハイマー型認知症ですが、認知症の予防には、適度な運動・食事と睡眠・知的活動の3つが効果的であると言われております。

バランスの良い食事をして適度な運動をすることで、脳を活性化させることができると言われております。

また脳を刺激することで、脳の細胞は増やせると言われており、知的活動の一環である脳トレクイズは、効果があると見込まれております。

※知的活動…認知機能を使い脳に刺激を与える活動のこと

脳を活性化させる8つの知的活動
脳を活性化させる8つの知的活動

各介護施設でも取り組まれているレクリエーション活動(介護レク)は、単なる娯楽や余暇などではなく、QOL(生活の質)を向上させる目的で行われます。

また介護レクにおいて、手軽にできる脳トレクイズが脳を活性化させる上で効果があると見込まれており、脳トレクイズはQOLの向上に加えて認知症予防としても取り入れている施設が多いと言います。

■ 記憶力

記憶力

記憶力を鍛えるには、日常から記憶することを意識することが大切です。毎日の行動を日記にしたり、神経衰弱など記憶することを意識しましょう。

また、買い物の買い出しをメモしておき、実際にカゴに入れるとき、メモを見ずに記憶を頼りに入れてみることも効果的です。

■ 遂行力

遂行力

遂行力を鍛えるには、先のことを想定して計画することが大切です。旅行のプランを立てる際に所持品は何が必要か、旅行先のアクティビティなどを計画しましょう。

また折り紙のように次はどう折れば良いか先のことを考えることを意識しましょう。

■ 注意力

注意力

注意力を鍛えるには、ひとつのことに集中したり、複数のことにも気を配ったりすることが大切です。間違い探しのような同じ絵を見比べて、間違いを見つけることに集中することで効果が得られると言います。

また、豆を箸でつまむ行動も落とさないように配慮するため、効果的であると言えます。

■ 計算力

計算力

計算力を鍛えるには、数字を理解して計算することが大切です。

難しい計算をする必要はありません。買い物でのお釣りの計算や暗算などの計算をすることが、効果的であると言われております。

■ 判断力

判断力

判断力を鍛えるには、物の形や図形を認識して理解することが大切です。

パズルゲームのように空いている形に複数のブロックを合わせるようなゲームが効果的だと言われております。

■ 思考力

思考力

思考力を鍛えるには、物事を常に考えることが大切です。あいうえお作文のように五十音のいずれかの行をお題として、それぞれ文章を作っていくことで考える力が養えます。自分の名前を作文にしても良いでしょう。

また、川柳も同じように思考力を鍛えることにつながります。

■ 視空間認知力

視空間認知力

視空間認知力を鍛えるには、視界に入った情報を3次元空間として把握することが大切です。

ぬり絵も平面ではなく、できるだけ立体的なぬり方(陰影や色の強弱)をしていくことで効果が得られると言います。

■ 作業記憶力

作業記憶力

作業記憶力を鍛えるには、マス目の空欄に何を入れれば完成するかのように、一時的に記憶したものをどう処理すればよいかを考えながら作業をすることが大切です。

仕事や日常でも多く使われる能力で、クロスワードパズルやナンバープレイスのような穴埋め問題が効果的です。

動画で脳を活性化
動画で脳を活性化

脳と同時に体を動かすことは、脳を活性化させ、認知症予防にも欠かせないと言われております。

同時に動かすことが難しい方や、身体的に動かすことが困難な方は、脳を動かすことを意識してみることをおすすめします。

テレビの番組でも多く取り上げられておりますが、脳トレクイズは脳を活性化させるのに効果的であると言われており、8つの知的活動のサポートにもなる脳トレクイズ!おしえてちゃんをおすすめしております。

クイズの内容は以下の通りです。

☞ LINEUP

◆ 漢字で穴埋め
~ パズルを完成させよう ~

◆ 四字熟語穴埋め
~ 四字熟語を完成させよう ~

◆ 間違い探し
~ 画像の間違いを見つけよう ~

◆ 記憶力クイズ
~ 変化していく写真を見破ろう ~

◆ クロスワードパズル
~ ひらがな3文字を答えよう ~

◆ 筆算で脳トレ
~ 時間内に数字を導き出そう ~

◆ 暗算で脳トレ
~ 時間内に数字を導き出そう ~

難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階が用意されておりますが、高度な問題構成ではないため、老若男女問わず誰でも楽しく遊べるチャンネルです。

【クロスワードパズル】全9問≪かんたん≫(フリー) 脳トレクイズ!おしえてちゃんで楽しく遊びながら脳を活性化! 125

まとめ
まとめ

脳トレクイズは一度で効果が出るものではないため、継続することが重要です。

日常のなかで、脳が使われていることを意識するだけでも効果が得られます。脳トレクイズの他にも食事と睡眠、適度な運動を心がけて、できるだけ認知症を予防するようにしましょう。

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