シルバーハウジングは、高齢者が自立して快適に生活することができるように考えられており、1987年(昭和62年)に制度化され、高齢者向け賃貸住宅として供給されております。
シルバーハウジングの大きな特徴としては、高齢者の生活環境のなかで必要とされる設備やサービスがあることです。室内のトイレや浴室には、緊急通報装置や見守りセンサーなどが設置されております。
さらにライフサポートアドバイザー(LSA)による生活相談や安否の確認等の生活支援サービスを受けることができます。
入居するには、それぞれの定めた入居者資格を満たす必要があります。
入居者資格は、60~65歳以上の健康な高齢者になります。要支援や要介護など介護サービスが利用できる方は、基本的には入居ができません。
シルバーハウジングは全国に約900ヵ所ありますが、サービス付き高齢者向け住宅ほど数は多くありません。入居条件を満たしていても希望者が多い場合は抽選になることもあるため、入居を検討している方は早めに行動することをおすすめします。