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特別養護老人ホーム(特養)と養護老人ホームの違いとは?

更新日2022.08.25

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特別養護老人ホーム(特養)とは
社会福祉法人や、地方自治体などにより運営される公的な介護施設で、重度の要介護者が少ない費用負担で長期入所できる施設のこと

特別養護老人ホームは、入浴・排泄・食事等の介護、その他日常生活をサポートします。

介護保険で要介護3以上に認定された人が介護を受けながら生活します。

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養護老人ホームとは
身体・精神または経済的な理由などにより自宅での生活が困難な方が入所できる行政の措置施設のこと

養護老人ホームは、食事や日常生活をサポートしますが、自立した生活が送れるように支援することを目的としています。

要介護に関係することなく、現在の環境では生活することが困難で、経済的にも支援が必要な高齢者を養護します。

特別養護老人ホームと養護老人ホームの比較

特別養護老人ホームと養護老人ホームには、同じ基準が設けられているところもありますが、施設の目的や入所基準など異なるところが多いです。

  特養 老健
施設の目的
要介護3以上の高齢者を対象に生活支援を受けて生活する施設
生活環境や経済的に困窮した高齢者を対象に養護して社会復帰させる施設
入所基準
(原則)65歳以上
(原則)要介護3以上の認定者
(原則)65歳以上
自立している高齢者
生活保護を受けているなどの経済的理由がある
災害に遭われたなど生活環境に問題がある
入所の決定
利用者が施設側と契約する
市区町村長が入所の可否を決める
サービス内容
身体介護を中心とした生活援助
食事の提供や健康管理など日常生活のサポート
入居初期費用
なし
なし
月額費用
8~13万円
0~14万円
入居判断
入居待機者が多いため基準をクリアしていても入居待ちになることがある
市区町村が状況を調査して入所判定委員会を通じて判断する

特別養護老人ホームと養護老人ホームの大きな違いは、目的である「介護」と「養護」です。

どちらも老人ホームで過ごしますが、特別養護老人ホームでは、介護を受けながら生活し、養護老人ホームでは、養護しながら自立した生活を送れるために支援します。

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