高齢者向け優良賃貸住宅

高齢者向け優良賃貸住宅とは、民間事業者やUＲ都市機構などによって設置・運営され、都道府県単位で認定された賃貸住宅であり、主に自立あるいは軽度の要介護状態の高齢者を受け入れています。
高齢者向け優良賃貸住宅は、高齢者が安全に安心して暮らせるよう、バリアフリー化され、住居内に緊急通報装置が設置されています。

施設側の対応をきちんと確認する必要があります。

高齢者向け優良賃貸住宅の入居には、殆どの場合、初期費用と月額利用料が必要になります。
収入が一定基準以下の場合は、国と地方自治体から、最大40％程度の家賃補助を受けることができます。

高齢者向け優良賃貸住宅では、「60歳以上の単身者または夫婦・親族」「施設のある都道府県に在住あるいは在勤していること」が基本条件です。施設によって独自の入居基準を設定しているところもありますので、下記の項目を参考に詳細は施設に問い合わせましょう。

高齢者向け優良賃貸住宅では、一定基準を満たした居室や共用スペースを提供しています。
また一部の施設では、外部の事業者による見守り、食事・掃除・洗濯の世話、緊急時の対応などのサービスが提供されています。

高齢者向け優良賃貸住宅には、様々な設備が備えられています。

居室には台所、トイレ、収納設備、洗面設備、浴室などが設置され、１戸当たりの床面積は原則、25平方メートル以上ですが、十分な面積の共同生活室がある場合には18平方メートル以上となります。また、施設内はバリアフリー構造が義務化されています。

高齢者向け優良賃貸住宅への入居申し込みは、各施設で行います。